2007年8月30日木曜日

PLC実験報告その1

PLCは使わないけどPLC実験報告なのだ。

LCLプローブを使って聞き比べてみた。
コモンモードはCM、ディファレンシャルモードはDMと書くことにする。たぶん、以後ずっと。

3560kHz 将軍様
DP* S9+10dB *7MHz用のダイポール。
CM S4
DM S9
DM対CMは+12dBでDMの勝ち!
3.5MHz用のダイポールは無いので、絶対値は保留。

6055kHz ラジオ日経
DP* S9+30dB *7MHz用DP
CM S1~2
DM S9+10dB
DM対CMは数十dBの大差でDMの圧勝。
昔作ったステップATTが見つからなくて、リグの内臓ATTでやってるので、正確な差が分からない。けど、DPとDMの差は20dBしか無かった。うち、いちおう鉄筋なんだけど、シールド効果無いの?そう言えば、建て替えた後も家の中で短波ラジオよく聞こえてたっけ(爆)。

ざっと放送バンドを聞いてみた感じだと、DMがCMに負ける気がしない。
録音upしようと思ったけど、写真とビデオしかダメみたい。

ここで、ちょっと注意。CMのときにLCLプローブのケースに触れると、Sが上がる。対地容量が増えるからだと思う。書いてなかったけど、LCLプローブとリグをつないでいる同軸ケーブルには、プローブ側にコモンモードチョークを入れてある。アミドンのトロイダル・コアFT-240-43に12ターン巻いたやつ。
こうしておかないと、接続する同軸の長さやその先につながってるものによってCMの状態が変わって、何調べてるのかわかんなくなりそう。PLCモデムも小さいし、ケースは金属じゃなさそうなので、対地容量はこれと似たようなもんだろう。

1 件のコメント:

kimi さんのコメント...

DMの方がゲインあるということは、CMでの規制が意味を成さないという証明。

DMで送信アンテナにしてQSOを試みたいけど(7/10MHzのCWならQRPでできそう)、さすがに一般住宅ではインターフェアが怖い。でも、やっぱMY ANT IS PLC って打ってみたい^^; (正確にはMY ANT IS PLかも。power lineだけでcommunicationsは余計)