忘れないうちに7月のIARUコンテストの記録を残しておこうと思う。といっても、すでに40日もたってしまったので、かなり記憶が怪しい:-)
JARLのHQ局に応募する際にまず第一に考えたことは、うちの設備・オペレータでJARLチームとしての得点に最も貢献できるバンド・モードは何かということ。他のコンテスターや過去のHQ局と比較して、互角以上に戦えなければ、応募する意味はない。出力はTL-933の1kWに決まっているので、戦力はアンテナで決まる。過去のDXコンテストでの呼ばれ方から考えて、強い順に20m(4ele八木)≧40m(3ele八木)>15m(4ele八木) あたりが、まぁ競争力のあるところ。モードについては、オペレータの好みが分かれるが、CWの方が向いてそう。20m CWは、例年、うちのOBでご近所のJH3AIUがHQ局として活躍されているので、当然今年も出られるものと思って、40m CWを第一希望として応募した。
次に考えたことは、何があっても、絶対に24時間戦えること。
まず、予備の設備の確保。リグ・リニアは1kWのものが2系統免許されているので問題ない。アンテナは、タワーが1本しかないので、主力の3エレの予備は難しい。幸い、25mのバーチカルがあるので、これを5/8 λのGPとして使うことにする。早速160m用のベースローディングコイルにタップを取って1/8 λ分のLにすれば50Ωで給電できることを確認した。コンテストの少し前に、40mで1A0KMを一発で取れたので、まぁ飛んでいるのだろう。(と思ったら、pirateだったようだ:-) 5/8 λのGPは、DX向きの低角度のメインローブ以外に、高角度のサブローブもあるので、昼間の国内用の予備としても使えるはずだ。
個人局ベースの場合、案外難しいのが、冠婚葬祭。極端な話、親が死んでもコンテスト続けられますか?ということ。いざとなれば、オペレータに局の鍵を全部渡して、必要な設備の使い方を全部教えて、局の運用を全部任せて、自分は局を離れられるようにしておく覚悟が必要だ。「全部」というのが厄介なところ。何かひとつくらい自分しか分からないことが残っていても気付かないものだから。
当日は、台風接近の中、遠く1エリア、2エリアからもOBが駆けつけて、現役部員と合わせて総勢7名の強力なチームで運用を行った。この中には今回HQ局に応募されなかったJH3AIUも含まれている。
当日使用した設備
IC-7800 + TL-933
3ele 八木 (MonstIR)
5/8 λGP
Eu向け, NA向けビバレージ
サブワッチ FT-1000D, IC-7800
N1MM Logger + WinKeyer USB
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